[クリエイターの考] 難しいからこそのやりがいと楽しさ – ビジネス・アート・鈴木 和篤

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大切にしている考え方

月並みの表現ではあるが、いかにカッコイイブースを作ることができるかを大切に、デザインを心掛けている。様々な制限がある中で、自分だけでなく誰が見てもカッコイイと思えるモノを作れるか、難しいからこそやりがいと楽しさを感じる。

楽しくない仕事はしたくないという個人的な我儘ではあるが、施工まで結びつけた時の達成感、出来上がったブースをカッコイイと評価してもらえた時の高揚感は格別だ。

印象的なエピソード

昨今の情勢の変化を受け、今までと異なる展示物の見せ方、空間の使い方を模索しなくてはならなくった。メインとなる展示物をこれまでよりも大きく目立たせることでブースとしての印象を高め、壁を無くし開放的にしたことで密を避けながらも見通しが良くまとまった空間を作り上げることができた。不安な思いもあったが、お客様の満足いくものを提供でき、これまでとは違った達成感を得ることができた。

美しさを感じるコト、モノ

私が美しさを感じるモノはレゴブロックだ。子供のオモチャと一蹴できない魅力がそこにはある。一つ一つのパーツには意味はないが、組み合わせていくことで意味が生まれ一つの芸術作品となる。選択する色によって受ける印象も変わる為、可能性は無限大となる。自身で作り上げるより、他者の作品を前にし作り手の想いに考えを巡らせるのも面白い。

一つのブロックからは想像のつかないスケールに圧倒され、緻密に組み合わさった曲線に美しさを感じる。大人が本気になってしまうのも頷けるほど、レゴブロックは奥深い尊いものだと私は思う。

鈴木 和篤(すずき・かずしげ)

ビジネス・アート
企画部 主任  デザイナー歴:10年