制限下でイベントの収益を上げるために[NEC]

PRARCHIVE

3密のうち“密閉”を完全回避する野外イベントであっても、主催者は人数制限を行いながら開催を続けています。人数制限下のイベントはチケット販売数を増やすことができなくなりました。人件費やアルコール消毒費など、感染対策にかかる費用が発生する状況下で、主催者は利益を生み出すためにスポンサー、そして来場者1人あたりの消費を増やすため、彼らに対するマーケティングを見直す時期に来ているのではないでしょうか。


NEC が提供するイベント管理システム「FORESTIS(フォレスティス)」は、マーケティング効果の最大化に挑むイベント主催者を支援するサービスです。イベントアプリが簡単に作成できるほか、アプリを通じた来場者データの取得、データに基づいたマーケティングを可能にします。「FORESTIS」が、どのように来場者の消費を高め、スポンサー獲得に繋がる効果を持つのか。その仕組みについて紹介します。

良いアプリとは

「FORESTIS」の大きな特徴はイベントアプリの作成ができることですが、そもそも主催者にとって“良いイベントアプリ”とはどのようなものでしょうか。結論からいえば、「イベントが持つ力を最大限に発揮して主催者の目的達成に貢献できるもの」だと考えます。目的達成は言ってしまえば“利益”です。つまりアプリがユーザーの消費・購入を促すものであれば「良いアプリ」と言えるのではないでしょうか。

作成したアプリを良いものにするために、主催者はダウンロード、登録、コンテンツ検索、お気に入り保存、カートに入れる etc.……さまざまなユーザー行動・工程をスムーズにして、最終的に購入・消費へ結び付ける工夫が必要です。そして「FORESTIS」はこれらの工程に対して効果的なアプローチを行うことができます。

使いたくなるアプリ

● ダウンロード不要
買い物中にレジで「アプリを使えばお得になります」と言われたけれど、手間を考えてダウンロードをあきらめた経験はありませんか。数多のアプリが存在する時代、スマートフォンの通信制限のなかで、人々はダウンロードするアプリを厳選しています。「FORESTIS」は、このハードルをなくしました。作成したアプリはコミュニケーションアプリ「LINE」上に展開されるため、LINEユーザーはアプリをダウンロードする必要がありません。

● 「お得」「使わないと損」「もっと楽しめる」 ユーザーファーストな機能
アプリの CM などで「○万ダウンロード達成!」というコピーを見かけることがありますが、ダウンロードしただけで使われていないアプリの存在価値は低いと言えます。「ダウンロードしただけ」状態を避けるために、「FORESTIS」はイベント中だけでなく開催前から開催後まで、イベントの体験価値を向上させる機能を充実させました。

例えば日程調整機能。開催前、複数人との予定調整に手間がかかると、イベントへの熱が冷めることがありますが、スムーズに調整できれば、わくわくした気持ちのまま参加してもらえます。混雑情報や電子チケット、顔認証による入場、モバイルオーダーや整理券機能は、行列に並ぶという無駄時間を削減することでイベントを楽しむ時間を増やし、消費アップに繋げます。イベント後の打ち上げや二次会で使える、飲食店予約機能、次回の来場誘致効果が期待できる SNS での共有機能なども搭載しています。興奮冷めやらぬうちに友人とイベントの思い出を語りあい、特別な体験として記憶に刻むことができるのです。

ユーザーのイベントに関わる一連の行動をストレスフリーにする機能群はイベントの楽しさやファン度を高めます。その結果、アプリの利用頻度があがり、自然に購入や消費を促すことができるのです。

説得力のある具体的な企画提案

野外イベントでは飲料メーカーがスポンサーとして出店し、新商品のテスト販売や PR を行うことがあります。主催者がスポンサー提案で FORESTIS のデータをどのように活用できるのか、架空の事例で考えます。

まず昨年データから消費額の多い人の傾向を探ります。様々な項目と照らし合わせたところ、滞在時間が長い人ほど消費が多いことがわかりました。次に、なかでも相関性の強かった“4時間以上滞在者”だけを絞って属性別に行動傾向を調べます。その結果、滞在時間の長い人は来場時間が「午前」「午後」よりも「夕方」、「1人で参加」よりも「2 ~ 4人で参加」、「家族」よりも「友人」「恋人」と一緒に来ていることが多いことがわかりました。また宣伝効果として SNS での拡散数を確認すると「20代」からの発信が最も影響力があることがわかりました。

このようなデータがあれば、飲料メーカーに「今回のスポンサーブースでは、友人とシェアできるように数種類の味が楽しめて、SNS でシェアしたくなるミニボトルセットを用意し、夜からはアルコールバージョンの提供も行いませんか」という具体的な企画をデータとともに提案できるのです。

アプリで集めたデータはスポンサー提案や企画強化に活用

● 開催結果データから効果を測定
アプリから取得できるユーザーデータは年代、性別、居住地域(カスタマイズ可能)などのプロフィール情報、閲覧履歴やチャットボット利用による嗜好情報、滞在時間や同行者数といったイベント当日の行動データなど多岐にわたります。取得したイベントデータは、次回の開催に具体的な KPI として提示できるため、スポンサーへの提案材料として有効活用できます。

● イベント企画・スポンサープランの強化
ユーザーデータに属性をタグ付けし、NEC が保有する独自のデータベースと掛け合わせると多角的な分析が可能になります。アプリの機能と多角的な分析、そして消費者の行動心理に基づく行動デザインや企画コンサルティングにも「FORESTIS」は対応しています。

ブースの場所や同行者数、購入者の多い価格帯といった、開催データから消費額の多い人、少ない人の傾向を探ることが可能です。コンテンツの伸ばすべき要素、改善すべき要素をデータから読み取ることでスポンサープランをより強化できます。

他の出店があるなかで、多くの人をスポンサーブースに誘導するためには、企画だけでなく企画参加の動機を作る仕掛けも必要です。そのため「FORESTIS」 はアプリに企画参加を促す機能を多数搭載しました。例えばスタンプラリー機能。スタンプが溜まるとイベント限定グッズがもらえるキャンペーンを行えば、”スタンプラリーがなければブースへ来ないライトファン層”をスポンサーブースへ誘客できます。

コロナ禍で役立つ「もしも」のときの機能

詳細な来場者データを取得できるので、新型コロナ感染者が出てしまった場合の対策もスピーディに行えます。何時に、だれが、どの会場を訪れたかを把握でき、そして同時間帯に接触した可能性のある人たちへの通知も可能です。

最後に

NEC は「FORESTIS」を通じて MICE の DX を促進します。本記事はイベント主催者に向けたものですが、登録者データを活用したマーケティングであればあらゆるものに対応可能です。地域の PR を行いたい自治体関係者のほか、商業施設や店舗関係者など、あらゆるシーンのマーケティングを支援します。

お問い合わせ先:
日本電気(NEC)株式会社
東京オリンピック・パラリンピック推進本部
info@forestis.jp.nec.com
https://jpn.nec.com/FORESTIS/index.html