【イベントレポート】ATC TEAM EXPO DAY[アジア太平洋トレードセンター]

レポート
本記事は2022年8月31日発行の季刊誌『EventBiz』vol.28で掲載した内容をWEB版記事として転載および再編集したものです。掲載されている内容や出演者の所属企業名、肩書等は取材当時のものです。

『EventBiz』vol.28|特集① 大阪・関西万博に備えよ!
大阪・関西万博の開催まで残すところ1,000日を切った。東京五輪に続く日本経済発展の起爆剤として期待されている大阪・関西万博だが、その準備は既に本格化し企業は2025年を視野にさまざまな取組みを開始している。本特集では大阪・関西万博に向けた国や企業の最新動向を追った。

大阪南港 ATC を運営するアジア太平洋トレードセンターは7月18日と19日の両日、大阪・関西万博の機運醸成を図る1000日前イベント「ATC TEAM EXPO DAY」を開催した。19日には大阪・関西万博についての取組みを知りビジネスのヒントにすることを目的にビジネスセミナーを実施。その模様をレポートする。(肩書きは当時)

大阪・関西万博を契機とした「未来社会の実現」に向けて
大阪府・大阪市万博推進局長 彌園 友則 氏

大阪・関西万博の概要

2025年に開催する大阪・関西万博のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”であり、コンセプトとして“未来社会の実験場”を掲げる。4月13日から10月13日までの184日間で2,820万人の来場を想定。開催場所は大阪・夢洲で会場面積は155ヘクタール。先日まで開催されていたドバイ万博では438ヘクタールであったのと比べ、約3分の1に凝縮することになる。また、ドバイ万博は想定来場者数2,500万人に対し実績2,410万人とほぼ目標を達成した。大阪・関西万博でも2,820万人の来場を達成したい。

会場デザインは「世界とつながる海と空に囲まれた万博」で、四方を海に囲まれた国際博覧会は初となる。1851年のロンドンから万博が始まり、日本では1970年に大阪で初開催した。大阪での万博開催は55年ぶりとなる。7月13日には(公社)2025年日本国際博覧会協会が会場のシンボルである大屋根(リング)の新しいパース図を公開した。リングの屋上からは会場全体を様々な場所から見渡すことができ、リングの外には瀬戸内海の豊かな自然が見られる。完成時には、建築面積約60,000㎡、高さ12m から20m、内径約615mの世界最大級の木造建築となり、リユースしやすい木材での建築は、SDGs のゴールとして掲げられている「つくる責任つかう責任」にも貢献すると考えている。

これまで海外150カ国25機関の参加を目指し招聘活動を行ってきており、7月5日時点で126カ国、8国際機関が参加表明しているため目標は達成されつつある。海外のパビリオンは90程度となる。テーマ事業プロデューサーの企画によるシグネチャーパビリオン8つと民間パビリオン13を合わせて、百数十のパビリオンが立ち並ぶ。