デザイン意図
新型コロナによる緊急事態宣言下でのブース。ブース全体の通気性を確保するため、ブースの高さを出し、細めの部材を使用。上部にサーキュレーターを設置することでブース内の空気の入れ替えを容易にしている。また、石川県から東京に来ることができない出展者のために「半リアル形式」によるリモート出展を設定。カメラを目線の高さに合わせるなどの工夫を行った。商品陳列はスーパーペンギンで行い、出展社には事前に「オンライン上での待機方法」や「声がけの手法」を伝えるセミナーを行っている。声がけの度合いにもよるが、リモート出展であっても出展者によっては1日30枚以上の名刺を獲得することに成功している。
竹村 尚久(SUPER PENGUIN・代表取締役)
BOOTH DATA
展示会:第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021
会期:2021年2月3日~5日
会場:東京ビッグサイト
出展者:石川県繊維協会
ブース面積:72㎡
プロデュース:小島 啓太郎(エヌエイ)
デザイン:竹村 尚久(SUPER PENGUIN)
装飾部材:木工
使用機器:LED 投光器
撮影:根津 佐和子