[Woman’s NEXT]日本コンベンションサービス・片木 亜季 氏

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本記事は2021年2月28日発行の季刊誌『EventBiz』vol.22で掲載した内容をWEB版記事として転載および再編集したものです。掲載されている内容や出演者の所属企業名、肩書等は取材当時のものです。
[Woman's NEXT]

業界で活躍する女性の姿を追う

クライアントにとってなくてはならない仕事

片木さんが日本コンベンションサービス(JCS)に入社したのは2008年のことだった。配属された部署では出版社や新聞社、金融会社のイベント担当になり、資料作りをしながら1日でも早く一人前になろうと、必死に仕事を頭に叩き込んだ。

そんなある日、JCS では顧客の1つである製薬会社からのイベントの問い合わせが増えたため、専用の部署を立ち上げることになった。メンバーの一人として、片木さんが抜擢された。異動先では小さなセミナーから大きな講演にいたるまで、仕事はひっきりなしで、息をつく暇もないほどだった。けれど、片木さんの中にはある思いが芽生え始めていた。「面白い」。

片木 亜季 さん
ミーティング・イベントデザイン事業部 ミーティング・イベント部 部長

仕事はどれも責任重大なものばかりで、クライアントからの要望も毎回のように異なった。マニュアル通りにこなせばいい仕事ではなく、現場での一瞬の判断が仕事の成否を左右する。そんな過酷ともいえる環境にあって、片木さんは確かなやりがいを覚えていた。

自分の仕事は、クライアントにとってなくてはならないもの。ほかの誰かに丸投げできるものじゃない。私が汗をかくことで誰かが喜ぶなら、どんな困難だって乗り越えられる!

せわしい日々の中で生まれたその思いは、いつしか片木さんの誇りとなった。クライアントの要望を汲み取り、求められた以上の役割を果たす。クライアントの「ありがとう」が、この上ない甘露だった。

チーム一丸で成し遂げる仕事 1人じゃできないから面白い

2018年に片木さんはコーポレート・イベント部(現ミーティング・イベント部)へと配属になる。そこではG20観光大臣会合という大きな仕事を任された。