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ソニーの技術力が集結 恐竜科学博の裏側[松平 恒幸 氏 & 青木 泰憲 氏]

インタビュー
本記事は2021年8月31日発行の季刊誌『EventBiz』vol.24で掲載した内容をWEB版記事として転載および再編集したものです。掲載されている内容や出演者の所属企業名、肩書等は取材当時のものです。

『EventBiz』vol.24|特集① イベントはテクノロジーで“こう”変わる
いかに驚きや感動を与え、体験価値を向上させるか。イベント主催者の使命達成を支える立場として、技術者たちは日々イベントテクノロジーの開拓に奮励する。特集ではテクノロジーの使い手と作り手にフォーカス。テクノロジーを使ったユニークな発想や体験のほか、それらを実現させた数々の技術を紹介する。

9月12日まで、パシフィコ横浜で「Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~」が開催中だ。ソニーグループが誇る技術力を集結させた試みとして初開催されたこの取り組みを、企画とテクノロジーの面から探る。

企画編

はじめにイベントの企画やテクノロジーを活かした体験設計について、コンテンツ企画・ディレクションを手掛けるソニー・ミュージックソリューションズの松平恒幸さんに話を聞いた。

テクノロジーを活かした体験づくりを目指して

松平 恒幸 さん
ソニー・ミュージックソリューションズ
マーケティング戦略本部 マーケティング戦略オフィス
チーフプロデューサー

─ DinoScience 恐竜科学博が生まれた経緯を教えてください

ソニー・ミュージックソリューションズは近年、エキシビションに注力しています。ソニーが持つ映像・音響技術や開発中の最新テクノロジーを駆使して新しい体験を生み出すために、実証実験を重ねています。

様々なイベントをサポートするうちに気づいたのは、テクノロジーの先進性のみに捉われてはいけないということ。エンタメには軸となるコンテンツがあります。使うテクノロジーを誤るとコンテンツ力に最新テクノロジーの個性が負けてしまい、賑やかしで終わってしまう。コンテンツとの相性を考えながら、最新鋭か一定の実績を持つ技術を使うのか、という問いに我々は技術面からイベントを支える立場として常に向き合ってきました。

こうした思いを抱えるなかで「目新しさだけに捉われずに、培ってきた映像・音響技術を生かせる体験づくりに挑戦したい」と考えるようになりました。恐竜展はその点で挑戦したいサブジェクトで構想から4年ほどの月日をかけて実現に至りました。

興味を引く体験で子どもに科学的思考力を

─ DinoScience 恐竜科学博ではEducation とEntertainment を掛け合わせた「体験型エデュテインメント」を謳っています。コンセプトを教えてください


イベントの面白さを体で感じながら、科学的な視点での気づきや学びを持って帰ってもらう。これが今回掲げた体験型エデュテインメントです。2019年秋、多くの議論を経て決まった制作コンセプトは「科学のココロをカラダで感じる恐竜展」というもの。“科学のココロ”とは好奇心から生まれた疑問を科学的なアプローチから得る気づきを、“カラダで感じる”はソニーが持つ映像・音響・光の技術を使った、ストーリー仕立ての体験を指しています。

─体験設計はどのように決まりましたか

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